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分子医化学講義演習実習
(英語表記:Lecture of biochemistry and molecular medicine、Seminar of biochemistry and molecular medicine、Practical training of biochemistry and molecular medicine)

担当教員名
生  化  学    教   授:安 永 晋一郎(統括責任者)
生  化  学    准 教 授:瀬 川 波 子
   〃       講   師:芝 口 浩 智
   〃       講   師:白 須 直 人


授業の概要

主として腫瘍性病変に関連する遺伝子および遺伝子産物の構造と機能を分子レベルで学習するとともに、これまでの研究で明らかになった生化学的情報の中で、とくに医学の研究に必要な基本的知識と技術および英語論文作成法について、演習および実習を通して修得する。また、その過程を通して、研究に必要な実験デザインの作成法や研究遂行能力を修得する。


授業の到達目標等

  1. 生体の細胞小器官と細胞の動態および細胞の動的・接着的機能について説明できる。
  2. 生体の遺伝情報とその発現過程および遺伝子の安定要因と不安定要因について説明できる。
  3. 発生、分化、再生および細胞死について説明できる。
  4. 腫瘍性病変に関連する分子の構造と機能に関して説明できる。
  5. 基本的な生化学的実験技術を実行できるとともに一般的な実験機器が使用できる。
  6. 分子生物学的な実験技術および免疫化学的解析が施行できる。
  7. 細胞・組織培養が実行できるとともに疾患モデルマウスを用いた解析ができる。
  8. 研究成果の学会発表ができるとともに英語論文を作成することができる。


成績評価基準及び方法
 講義、演習および実習における出席状況、課題レポートの内容、学会・論文発表の内容などに基づいて、総合的かつ客観的に評価する。


テキスト及び参考文献 

  1. Medical Biochemistry, 8th ed./M. N. Chatterjea and R. Shinde:Jaypee Brothers Medical Publishers (London, England), 2012.
  2. Molecular Biology of the Cell, 6th Ed./B. Alberts, A. Johnson, J. Lewis, M. Raff, K. Roberts and P. Walter:Garland Science (New York, NY, USA), 2014.
  3. その他各教員が推薦する図書・文献


履修上の留意点、事前・事後学習等指導
○履修上の留意点
 授業には常に能動的に参加し、疑問点を感じた場合など、質疑応答に挑む姿勢を失わないよう努める。
○事前・事後学習等指導:
 学部で学んだ一般生化学の基本的な知識を復習しておくこと。また、自分の研究にとくに必要と思われる知識や技術を含む授業は、前もって押さえておく。講義後は、授業内容を参考文献・図書等を利用して復習することにより理解を深める。



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