福岡大学病院歯科口腔外科で治療出来る疾患です


 T 基礎疾患のため開業歯科医院では対応しにくい有病者の歯科治療

  a 循環器疾患のある患者さん

歯科治療時に使用するほとんどの局所麻酔に血管収縮薬が少し含んでいます。高血圧、狭心症や心筋梗塞後の心疾患をお持ちの患者さんは注意が必要です(図1)。ワーファリンを服用中の患者さんは止血が困難となります。しかし、ワーファリンを休薬すると抜歯後の止血はよくなりますが、血栓ができ易い状態に戻り、脳梗塞を起こす場合も有ります。当科では、抜歯後の止血縫合や保護のカバーなどの管理でワーファリンを休薬することなく抜歯することが可能です(図2)。



      
  図1 基礎疾患のある患者さんの外来手術室での抜歯          図1−b 心疾患のある患者さんのモニター下、笑気
                                                   鎮静法での抜歯



        
  図2-1 ワーファリン服用中症例の左下顎臼歯抜歯後:.        図2-2 抜歯後には透明のプラスチックカバーを装着し、止血
       内出血著明であるが完全止血している                  と創の状態を観る