看護学科主任メッセージ

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看護学科主任
宮城 由美子
MIYAGI YUMIKO

福岡大学医学部看護学科は、高い専門性と自律性に基づいた看護が提供できる能力と生涯にわたって自己研鑽する力を育成し、看護学の発展と地域・国際社会に貢献できる医療人を育成することを目指しています。

2019年からのコロナ禍で、様々な場はもちろん教育の場、医療の場でも今までにない対応が余儀なく求められてきました。看護は、病気でも病気でなくても、たとえば、子どもが健全に育つために、働き盛りの人が毎日元気に職場に行けるために、高齢者が幸せに日常を過ごし本人や家族が望む最期を迎えられるために、看護の対象に寄り添い、その人を知りながらその人にあった方法であらゆる場で生活を支えようとするものです。

看護が必要とされる場は拡大しています。看護が全ての人を対象とする限り、人々がいるすべての場が「看護の場」になります。どのような場でも看護の専門性と独自性を表現できる看護職者として成長できる事が重要となります。そのため看護者としての思考力や判断力、技術力などの実践力を、講義・演習・実習を通して学びます。特に本看護学科での講義・演習では様々な科目群(基礎・成人・老年・小児・母性・精神・在宅)を横断する内容を編成した科目を設け、看護のあらゆる対象者や場を広い視野で捉えることができるようなカリキュラムにしております。特に実習は福岡大学病院、福岡大学筑紫病院、福岡大学西新病院、さらに地域で生活する対象者の身近な保健・医療・福祉施設において臨地実習を1年次早期より展開しています。

福岡大学は9学部31学科がOne Campusで学べる総合大学です。正課の科目はもちろん、サークル活動など他学部学生との交流を通し様々な人と関わり、多様な価値観を理解できるように福岡大学の環境の中で視野を広げつつ成長することができます。

看護職には、臨床や地域での看護実践者、研究者や次世代を育成する教育者等、幅広い活躍の場があります。本看護学科で看護学を学ぶことは、看護職として多様な選択肢を持つことが可能になります。多様な選択肢の中から自分自身の進む道を選び、「看護学を通して地域・国際社会に貢献できる人」を目指しましょう。