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 福岡大学基盤研究機関先端分子医学研究所(FCAM: Fukuoka University Central Research Institute for Advanced Molecular Medicine)は、2008年度文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の「研究拠点を形成する研究」において研究課題「多因子疾患の病因・病態解明と分子標的療法開発」として採択・設置された先端分子医学研究センターが基盤となっている研究所です。歴史的には、文部科学省のハイテク・リサーチ・センター整備事業において、1997年度に設置された分子腫瘍学センターを発展させたものであり、2011年度の福岡大学内の改組により、福岡大学基盤研究機関研究所の一つとなりました。FCAM(エフカム)の設立趣旨は「癌研究と基礎研究の推進」および「生命科学研究者を育成する」ことです。分子腫瘍学センター設立以来の22年間で積み重ねられてきた研究成果は、分子細胞生物学、分子腫瘍学、病理学、生化学、ゲノム医科学を含む広範囲な分野において成し遂げられてきました。現在は、独創的な基礎研究の展開と癌の診断・治療法の臨床応用に向けた新たなステージに入ってきている段階です。

 2019年度より、FCAMは細胞生物学講座、病理学講座、生化学講座の3部門が連携する新たな研究体制をとることになりました。細胞生物学講座では「低毒性抗腫瘍化合物」の開発を進め、KRAS変異を有するような多くの難治性癌に効果を示し、新たなクラスの抗癌薬の開発とその臨床応用を目指しています。病理学講座では、今後患者が急増すると推定される悪性中皮腫の診断システムの構築に成功し、国内外で高い評価を得ており、さらなる難治性癌の診断と治療法開発を目指しています。基礎研究においては、免疫関連分子であるZFATが脂質代謝や造血幹細胞の制御に関与することも明らかとなりつつあり、生命科学領域において重要な発見が期待されています。さらに、2019年度からFCAM に新たに参加する生化学講座では、造血幹細胞の体外増幅法の開発や白血病幹細胞を標的とした治療法の開発研究を行っていきます。

 FCAMは福岡大学における生命科学研究拠点として、生命科学領域の新たな知見の創出と癌の診断・治療法の開発の実現を通じて、社会への貢献を果たしていきます。


先端分子医学研究所長
白澤 専二

文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業について

 平成20年度にスタートした文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の研究期間は、平成25年3月31日をもちまして終了致しました。
 先端分子医学研究所研究プロジェクトは、文部科学省よりAAの評価を頂きました。

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