科長のご挨拶
 平成21年4月1日付けをもって医学部新設講座の内分泌糖尿病講座の教授として赴任いたしました。福岡大学の明るい雰囲気はもちろんですが、仕事場から油山と福岡ドームが一緒に眺望できるロケーションも大変、気に入って楽しく仕事をさせていただいています。また、各診療科の垣根が低く、診療面で情報交換やコンサルテーションを気軽に行える雰囲気も大変、ありがたく新鮮です。
 簡単に自己紹介をしますと、昭和55年、九大卒業後、九大病院、飯塚病院での2年間の臨床研修を行いました。忙しくも楽しかった研修医時代は、内科医師としての自分の原点となっています。その後、北九州医療センター糖尿病センター勤務、九大病棟医員時代を経て、米国テキサス大学(ダラス校)に留学、平成2年に帰国後、稲築病院勤務、平成3年助手として九州大学に帰学し、講師、准教授を経て、本年より、福岡大学にお世話になっています。私自身、内分泌と糖尿病の専門医、指導医ですが、当科ではどちらか一方に偏った診療ではなく、両方の分野で高度の専門性を発揮できる医療を実践していくこと、またそのような実力を備えた真の意味での内分泌代謝専門医を数多く育てていくことを第一の方針としています。内科臨床は、熟成ワインの如く、経験を積めば積むほど、醍醐味と同時に難しさも実感する奥深いものです。日々のベッドサイドにおける素朴な疑問を大切に、少しでも医学の進歩に貢献できるような臨床研究、基礎研究も大切にしていきたいと思います。とりわけ、糖尿病、メタボは今や国民病といわれるくらいに蔓延しており、院内、院外で当科の果たすべき役割りと責任も極めて大きいと自覚しています。また、予防医学の考えに通じるトータルケアとしての抗加齢医学にも興味があり、その専門医でもありますので、この方面でも何か皆様に貢献できることはないかと思案中です。今までのidentityを大切にすると同時に福岡大学の特色や今後の方向性にも貢献できるよう、努力する所存です。現在の趣味は、愚息とのキャッチボール、ジム通い、映画、出張移動中の読書です。週末にぐっしょり汗をかいて、ボロボロ泣ける映画を見て、専らストレス解消しています。
 教室の先生方とともに内分泌疾患、糖尿病診療における中核施設として地域の皆様に信頼していただける科を構築してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。



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