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当講座の特徴
臨床検査医学講座は、1988年に濱崎直孝初代教授により開設され、2代目は小野順子教授、3代目として2008年より現在の松永 彰教授に引き継がれています。当講座は、福岡大学病院臨床検査部との協力のもと、診療に不可欠な臨床検査の質の維持・向上を行うとともに、診断に直結する検査所見の判定およびチェックも行っています。また、直接または検査相談室を介して検査に関するコンサルテーションを行っています。

教育の概要
臨床検査とは、生体試料を調べる検体検査と、患者の生理学的情報を抽出する生理機能検査によって、患者の身体がおかれた病的な状況を客観的に分析・評価・判断する手法・過程です。検査診断学の教育では、臨床検査の意義と方法全般についての理解を深め、適切で効果的・効率的な検査の用い方と結果の解釈について、講義および実習を行っています。現在、スタッフ数が制限され、診療、教育、研究の全分野をカバーするのが困難な状態ですが、学生教育・実習には充分な時間をかけて行っています。

第4学年:「検査診断学」講義(15回、22.5時間)
 
検査診断学の講義は以下のような内容、スケジュールで行っています。
1. 検査診断学総論:
(1)臨床検査を軸にした医療の流れと検査の意義
 (2)検査値の解釈(基準値と基準範囲、境界値、カットオフ値、パニック値、感度と特異度の意味、偽陽性と偽陰性、予測値)および精度管理
(3)検査値の変動(個体内・個体間) 
(4)検体の適切な取り扱い方(採取法、抗凝固剤の選択、保存法と放置による変化)
2. 検査診断学各論
:各論では臓器別・系統別の疾患・機能障害と関連検査群を取り上げ、検査の意義、方法、結果と解釈について講義。
(1)一般検査(尿、便、穿刺液など) (2)血液学的検査 (3) 微生物検査 (4) 遺伝子検査 (5)生化学検査 (6)ホルモン検査 (7)生理検査(循環器検査)など
評価法:記述試験および選択肢試験による。

第5学年:「臨床検査BSL」
臨床実習BSLは、福岡大学病院臨床検査部における実習が中心となります。基本的な検体検査と生理機能検査の講義と体験型実習、臨床検査部各部門の見学を行っています。
1.基本的検体検査の実習:
(1)採血実習および75gブドウ糖負荷試験 (2)検尿実習、尿沈渣の検鏡実習
 (3)血液像の見方の講義と骨髄像診断実習
 (4)細菌のグラム染色
 など。
2.生理検査部門実習
:心電図、心エコーなど循環器系の講義および実習。
3.臨床検査部各部門の見学
:技師長から臨床検査業務について説明し、臨床検査部各部門を見学して、臨床検査システムから個々の検査についても理解を深めるように指導。
4. Reversed C.P.C. (R-CPC):症例の検査値だけを提示し、そこから病態を追求し、鑑別診断、診断へと導くように、検査値の見方、読み方を学修させている。
評価法:実技評価、口頭試問、レポートおよび記述試験による。

第6学年:「各科総括講義・臨床検査医学」 (4回、6時間)
検査の基本、尿検査・血液化学検査、微生物検査、血液検査について検査診断学の理解を高める総括講義を行っています。





LinkIcon2013年05月27日
臨床検査医学のHPを更新しました。