内分泌・糖尿病内科の後期研修は大学病院または関連病院で内分泌・糖尿病疾患を中心に研修し、2年目以降(卒後4年目)は希望により前期研修で不足している部門を補うために院外または院内で研修を行います。糖尿病・内分泌疾患は全科に関わる疾患のため当科では全病棟の回診をグループに分かれ担当しています。そのため当該科の患者だけでなく病院全体の糖尿病・内分泌の患者を診ている心構えが必要です。内分泌・糖尿病以外の部門の研修は単に研修ローテーションの延長ではなく内分泌・糖尿病の視点からより深い洞察が要求されます。また内分泌・糖尿病内科は其々の疾患が視床下部・下垂体・甲状腺・副腎・膵臓など疾患の発端となる臓器はあるものの、その病像は全身性であるため、内科部門全体を学ぶことが重要です。さらに食行動異常に対処するためには心理療法の素養も会得する必要があります。そのため後期臨床研修において最も基本的なことは、臓器を診るのではなく、心のケアを含め身体全体を診れることであると考えています。また福岡大学全体のプロジェクトである「糖尿病先進医療センター」が構築され、膵島移植・再生治療などの最先端の医療を行っています。


部長:柳瀬敏彦教授
副部長:安西慶三講師
専任医師:明比祐子(講師)、蘆田健二(助教)、
工藤忠睦(助教)、竹之下博正(助手)、永石綾子(助手)、
目連順子(助手)、福嶋陽子(助手)
【診療】
入院:病床19床、他科コンサルト患者:約70名/日
外来:月曜日から土曜日の内科新患および再来:約50名/日

 




1年目(卒後3年目)
@一般内科および糖尿病・内分泌の研修を指導医の下に主治医として行う。
A糖尿病・内分泌疾患の診断、検査、治療を理解し実行できる
B内分泌・糖尿病の疫学、メガトライアルを通じて、Evidence-Based Careを理解できる。
2年目(卒後4年目) :日本内科学会認定内科医取得
@一般糖尿病の他、特殊病態(術前後、ステロイド誘発など)の診療を主治医として担当する。
A院内または院外にて循環器科、神経内科、腎臓科などで研修し、糖尿病合併症の診断、治療を修得する。
B糖尿病・内分泌疾患の診断に必要な腹部、頸部、心臓エコーなどの手技を修得する。
C外来診療ができる。
D一般内科臨床カリキュラムを満たしていない場合は、院内または院外での研修を行い、内科医として必要な臨床力を修得する。
3年目(卒後5年目)
@院外研修指定病院にて糖尿病・内分泌疾患の診断、検査、治療を主治医として実行できる。
A希望により大学院に行くことも可能である。
4年目(卒後6年目) :日本内科学会認定内科専門医取得
@糖尿病・内分泌疾患について研修医および医員の指導ができる。
A糖尿病・内分泌疾患について他科からのコンサルテーションに対応できる。
B自己の興味ある研究テーマ(継続または新規)につき臨床・基礎研究に従事。
5年目以降(卒後7年目) 日本糖尿病学会専門医取得・日本内分泌学会専門医取得
@指導医として糖尿病・内分泌の臨床・教育に従事する。
Aチーム医療の要としてコメディカルと連携をとり治療に当たることができる。
B希望と適性に応じて、院外(海外)での臨床または基礎研究を行なう。

(院外研修病院)
国家公務員共済組合連合会浜の町病院、国家公務員共済組合連合会千早病院、国立病院機構京都医療センター、福岡大学筑紫病院、糸島医師会病院、村上華林堂病院


安西 慶三
福岡大学病院内分泌・糖尿病内科
814-0180福岡市城南区七隈七丁目45-1
電話:092-801-1011 内線:3645 
Email: akeizo@fukuoka-u.ac.jp