患者さんへ

対象疾患HALリハビリテーション

2011年9月より福岡大学病院では本邦発のCyberdyne社製ロボットスーツHAL(Hybrid Assistive Limb)を導入し、早期より立ち座り訓練やバランス訓練、歩行訓練、そして上肢の日常生活動作訓練を開始しています。HAL実施対象疾患は脳卒中、脳腫瘍、頸椎症またはそれらの手術後に運動麻痺・協調運動障害・筋力低下・バランス障害・歩行障害を認めるものまで幅広くあります。さらに現在、脳卒中後半年以上経過した慢性期までその対象の幅を拡げています。当科では世界に先駆けてHALを用いた治療法について研究を行い、その効果を実証してきました。現在に至るまで、国際誌に多くの論文として、新しい発見を世界に発信してきました。

ロボットスーツ HAL を用いた治療

*2020年という節目に、HALを用いた治療についての研究業績集(非売品)を作成しました。英語論文15編(内学位論文4編)を含む厚みのある冊子に仕上がりました。脳卒中後遺症からパーキンソン病や整形外科疾患まで幅広く臨床研究をしてきたことがわかる内容です。一般公開していませんが、こちらをご覧いただくと業績のリストをご覧になれます (http://fu-functionalrecovery.com/work.html)。
検索エンジンで「福岡大学(Fukuoka University)」と「HAL」もしくは「Hybrid Assistive Limb」で探していただいても我々の業績を見ることができます。今後も多くの患者さんのお役に立てるよう、チームで努力を続けていきます。

HAL業績集表紙

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