福岡大学医学部形成外科ホームページへようこそ。

福岡大学医学部形成外科 - Fukuoka University Plastic and Reconstructive Surgery -

患者の皆様へ
  • TOPへ戻る
ホーム > 取り扱っている疾患 > 胸の変形(漏斗胸)

診療内容のご案内

◆ 胸の変形(漏斗胸)

みぞおちの部分が陥凹する生まれつきの変形で、男性に多く発生します。機能的な障害(心臓機能や呼吸機能)をともなうことは少なく、患者さんの多くは胸郭の形の改善を希望して外来を受診します。

漏斗胸の手術法はこの10年間で大きく変わりました。現在では胸腔内に金属(チタンまたはステンレス)のバーを挿入するNuss法が主流となっています。これは金属板を陥凹した胸骨の下に入れて、前胸部の陥凹変形を一気に矯正する方法です。

 私たちも2000年からNuss法により胸郭形成術を行っています。本法は従来の方法(胸骨挙上術または胸骨反転術)にくらべ、手術時間も短く、また出血も少なく優れた方法であるといえます。

 しかし、Nuss法でも決して手術の危険が無いわけではありません。今までに報告されたものの内、最も重篤な合併症は心臓損傷(心臓穿孔、心タンポナーデ、心外膜損傷)です。まれな合併症ですが、これは手術中、器具を陥凹した胸骨(むな骨)の裏面にとおす際に生じます。漏斗胸手術のほとんどは形を改善させるのが目的です。したがって命の危険を犯してまで行う手術ではありません。私たちは胸骨を持ち上げる器具(福大式胸骨挙上鈎)を開発しました。これと内視鏡(胸腔鏡)と組み合わせることにより、手術中の安全性を確保することが可能となりました。

<< 取り扱っている疾患TOPへ戻る

▲ このページのTOPへ戻る