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ホーム > 取り扱っている疾患 > 手足の異常(合指症、多指症、足多合指症、裂手症、巨指症)

診療内容のご案内

◆ 手足の異常(合指症、多指症、足多合指症、裂手症、巨指症)

手足の先天異常はさまざまな形をとります。ここでは代表的なものについて紹介します。

【多指症】
多指症とは指の数が多い病気です。母指あるいは小指に多くみられます。指が先端のみ分かれているものから根本からわかれているものまであります。母指は見た目だけでなく、機能的にも最も重要な指です。爪、指の大きさ、指の動き、指の軸などができるだけ健康な指と同じになるよう、適切に治療しなければなりません。手術の時期は1歳前後から行うようにしています。

【合指症】
合指症は指が隣り合う指とくっついている病気です。手では中指と薬指に多くみられ、足では第2,3指の間に生じる傾向にあります。皮膚のみくっついているもの(皮膚性合指症)および骨や関節もくっついているもの(骨性合指症)があります。合指の程度には、指の先端までくっついている高度なものから、指の間の水掻き目立つ程度の軽いものまであります。手術によりくっついた指を切り離します。指が離れると皮膚が足りなくなるため、皮膚移植が必要になります。術後は安静を保つために、手と指を1週間ほど固定します。手術は1歳前後から行います。

【足多合趾症】
 手足の先天異常では最も多くみられます。足多合趾症は足の指の数が多く、隣り合う指とくっついている病気です。小指側に発生します。症状は多くは無症状ですが、靴を履くときの痛みや、足のサイズの左右差がみられることがあります。手術では過剰な指を切除した後、指の股を形成します。手術は1歳以降で構いません。

【裂手症】
 裂手症とは手の中指の位置で深いV字状に分かれている病気です。多くは中指の欠損を伴います。人差し指や薬指の発育不全を伴うものもあります。裂手ではものをつかんだり、指を開いたりすることが可能で、機能的にはよく保たれている場合が多くあります。その場合、見た目の改善が治療目的となります。手術では離れた指を寄せて、適切な位置に水掻きを作ります。手術は2,3歳までに行いたいと考えています。指の運動パターンが完成するまでに治療しておきたいというのが理由です。

【巨趾症】
 巨趾症とは指が過成長により他の指と比べて大きくなる病気です。ほとんどが片側のみにみられます。見かけの問題のみならず、手の場合は箸やペンを持つことが困難となり、足の場合は歩行困難や、靴が履きにくいなどの障害がみられます。成長に応じて数回の手術を行うことにより細く短くすることは可能ですが、骨も長く太くなっているため、正常な指と同じ大きさにすることは簡単ではありません。

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