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診療内容のご案内

◆ すり傷、切り傷の治療(擦過創、切創・裂創)

様々な傷がありますが、ここでは日常生活で最も多く遭遇する代表的な皮膚損傷(いわゆる創傷)に関して述べます。
いずれの傷に関しましても初期治療が重要です。受傷後早期に創部の十分な洗浄・ブラッシングを行ない、細かな異物を除去しておくことが大切です。

損傷の種類
a)すり傷(表皮剥離・擦過創)
皮膚が剥がれた状態のきずです。砂利などの異物が存在することが多く、外傷性刺青の原因となります。軟膏や創傷被覆材などを用いて治療します。
b)挫滅創
すり傷よりも組織への損傷が強いきずです。よく傷を洗い、砂利や泥などを取り除いてから、できるだけ元の状態に戻して縫合します。
c)裂創
皮膚が切れた状態のきずです。必要に応じて皮膚縫合します。
d)弁状創
皮膚がU字状に剥がれたきずです。きずの先が薄くなっている場合は血流が良くない事があり、皮膚が壊死する事があります。

部位による特徴
a)前頭部・まゆ毛
深いきずの時は顔面神経の損傷に注意します。万一障害があるとまゆ毛を上げる筋肉が麻痺することもあります。まゆ毛は元の位置にもどす目印となるため、剃ったりはしません。
b)頬部(ほっぺた)
深いきずの時は顔面神経の損傷に注意します。また耳下腺という組織が頬の近くにはありますがそこが損傷されると耳下腺が腫れ、痛みを生じることがあります。
c)まぶた
眼球の損傷を伴うことがありますので場合によっては眼科専門医の診察を必要とします。特に目がしら付近のきずには注意を要します。
d)くちびる・鼻
解剖学的に正しい位置に修復することが必要です。いくつか目印となる点がありますので、その点をあわせて丁寧に縫合します。

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