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診療内容のご案内

◆ 床ずれ(褥瘡)

1)定義と成因
皮膚や皮下の軟部組織の圧迫によって血流が低下した状態が一定時間続くことで壊死を生じ、その結果出来てしまったきずのことを褥瘡(じょくそう)、いわゆる床ずれといいます。
 長時間体重がかかると皮下組織には2つの抵抗力が生じます。1つは体の垂直方向にかかる圧力で圧迫応力と呼び、もう1つは近接した2つの力により生じるずれズレの力でズレ応力と呼びます。またこれらの力が複雑に関係し合い、いろいろな方向に引っ張られることで生じる力も関係しています。

2)褥瘡の好発部位
仙骨部、坐骨部、大転子部など骨がでっぱっている部位に体重が集中することで生じやすくなります。しかしこれは好発部位であって、基本的には体に外力がかかるあらゆる所で生じる可能性があります。

3)褥瘡の危険因子
褥瘡の危険因子としては大まかに摩擦とズレ、皮膚の湿潤、全身的要因、低栄養などが挙げられます。予防ケアとして体位変換や体圧分散寝具を使用した除圧、減圧を行いながらスキンケアを行ないます。

4)治療
a)保存的治療:
壊死組織や感染など治癒を阻害する原因を取り除き、治癒に向かわせます。そのために適切な除圧を行い、洗浄・軟膏療法、創傷被覆材を用いた治療を行います。
b)外科治療:
褥瘡が腱や骨膜、骨まで達する様な深い褥瘡の場合、その部位を血行の良い組織で覆う必要が有り、手術が必要となります。

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