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診療内容のご案内

◆ 爪の変形(陥入爪、巻き爪)

1.陥入爪

 爪の側縁が周囲の皮膚にくいこむ状態です。腫れや痛み、化膿、不良肉芽(赤い肉が盛り上がって汁を出す状態)などを生じます。深爪、足先の窮屈な靴の着用、歩くときの癖(下肢の障害やハイヒール着用によるつま先荷重での歩行習慣)などを誘因として、足の第一趾に生じることが大半です。
 治療は、まず誘因を除去することです。爪先端の両端を丸く切り込まないようにし、足先を締め付けすぎない靴を選びます。足先を清潔に保つことも重要です。食い込みによって痛みが強い場合、一時的にくいこみを解除する方法(爪と皮膚の間にはさみものを入れたり、くいこむ場所の皮膚をテーピングにより引き下げるやり方)を用い、化膿を生じていれば抗生物質の内服も併用します。
 曲がった爪を直接矯正するためには、形状記憶合金プレートや超弾性ワイヤーを使用することがあります。これらの治療が無効であれば手術も検討しますが、術後に爪の幅が細くなることで、長期的に新たな爪の変形を生じることもあります。また再発することも多く、担当医師と十分相談することをお勧めします。

2.巻き爪

 爪の横巻きが強くなった状態をいいます。変形が強くなると爪の先端が筒状となります。巻き爪が元で陥入爪を併発することもあります。巻き爪も足の第一趾に生じることが多く、原因も似通っていますが、巻き爪の方は足の指の末節骨が上方に盛り上がっていることもしばしばみられます。
 治療は、陥入爪と同様に誘因の除去、爪の矯正を行います。効果が不十分であれば手術(爪床形成術)を検討します。爪の下にある突出した骨を削り、または周囲の組織に切開を加えて爪床を平坦化する処置が必要です。
 いずれの治療でも長く経過をみる必要があります。

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