福岡大学医学部/呼吸器内科 福岡大学医学部/呼吸器内科【研究について】
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福岡大学病院


研究

臨床研究を公開中です。

1.福岡大学病院呼吸器内科で吸入ステロイドの投与をされている患者さんへ
 該当の方はこちらをご覧ください。

2.肺Mycobacterium avium complex症患者に対するsitafloxacinの有用性の検討 
 該当の方はこちらをご覧ください。

3.福岡大学病院呼吸器内科で肺M.avium complex(以下MAC)症と診断された患者さんへ 
 該当の方はこちらをご覧ください。

4.福岡大学病院呼吸器内科に入院しニューモシスチス肺炎と診断された患者さんへ 
 該当の方はこちらをご覧ください。

5.福岡大学病院呼吸器内科で上葉優位型肺線維症を診療されている患者さんへ 
 該当の方はこちらをご覧ください。

藤田 昌樹

研究

臨床研究を公開中です。

1.福岡大学病院呼吸器内科でイレッサもしくはタルセバの投与をされている患者さんへ 
  該当の方はこちらをご覧ください。

2.間質性肺炎合併肺癌に関する臨床データの研究利用に関するお願い 
  該当の方はこちらをご覧ください。

内野 順治

1.福岡大学病院呼吸器内科で進行非小細胞肺癌に対してPD-1阻害薬投与後に化学療法を投与をされた患者さんへ 
  該当の方はこちらをご覧ください。

2.福岡大学病院呼吸器内科で以前にWJOG5108L(肺腺癌に対するゲフィチニブもしくはエルロチニブ投与)試験に参加した患者さんへ 
  該当の方はこちらをご覧ください。

2.福岡大学病院呼吸器内科でALK遺伝子転座陽性と診断され、クリゾチニブもしくはアレクチニブを投与された患者さんへ 
  該当の方はこちらをご覧ください。

藤田 昌樹

研究

臨床研究を公開中です。

1.上葉優位型肺線維症(pleuroparenchymal fibroelastosis)の臨床・病理・画像解析 
  該当の方はこちらをご覧ください。

石井 寛

1.ARDSを呈する非感染性肺障害に対するステロイドパルス療法奏効例の検討 
  該当の方はこちらをご覧ください。

木下 義晃

研究

藤田昌樹 非結核性抗酸菌をはじめとした感染症について、研究しています。結核菌は、ご存知の方が多いように伝染性を持つ細菌です。発生患者数、死亡者数とも減少傾向ですが、まだまだ恐ろしい病気です。非結核性とは、まさに結核に非ずという意味で、伝染性を欠如した抗酸菌群の総称です(ただし、らい菌は除く)。これらは呼吸器感染を中心とした慢性感染症を引き起こします。
結核は怖い病気ですが、治療法が確立し、治療成績も98%が完治するなど、良好な経過を取る疾病になりつつあります。ところが、非結核性抗酸菌症の中で呼吸器感染症を起こす代表的な菌、Mycobacterium avium-complexは、初期治療成績は良くとも必ず再発し、治療により完治する率は30%以下です。幸いにも進行が寛徐ですが、約一割の方は急速に進行していきます。治療薬剤はなく、進行していく経過を、ただ手を拱いて見ておくだけという、呼吸器内科医師にとって非常に情けない病気です。この状況を何とかしようというのが、研究の動機です。まず、この発症メカニズムを検討することにより、治療に結びつくのではないかと考えています。基礎研究とともに臨床研究を進めていこうと計画しています。臨床研究を行いながら、臨床に役立つ情報を一つでも提供できればと思っています。東北大学、川崎医科大学とも共同研究を始めました。また、基礎研究では微生物免疫学教室と共同で実験をおこなっています。
非結核性抗酸菌症以外の感染症(市中肺炎、院内肺炎、誤嚥性肺炎など)にも力をいれています。頻度としては、当たり前ですがこちらが多く、院内感染制御部、感染症内科、総合診療部などと連携の上、症例、菌株を集積し、治療に介入しています。
 呼吸器感染症研究を開始してみたいと思われている方は、是非声をかけてください。

松本武格先生が肺結核診断の遅れに関する検討で、日本呼吸器学会九州支部秋季学術講演会で育成賞を受賞しました。大学教育における結核教育不足を明らかにした発表です。写真はこちらをご覧ください。

藤田 昌樹

研究

 2010年4月に福岡大学に赴任して参りました。前勤務先より肺癌治療について研究しております。WHOの試算では肺癌による死亡者数は全がん死の17%を占め最も多く、世界中で年間約130万人がこの疾患で死亡しています。また日本では2005年の統計で、全がん死の19%を占め、男性では全がん死の中で最も多く、女性では大腸癌(結腸がんおよび直腸がん)・胃癌に次いで3番目を占めており、非常に難治性の疾患であります。当院もH20年に地域がん診療連携拠点病院に指定され、ますますがん治療に重点が置かれている現状です。 現時点で進行期肺癌の予後を改善できるのは化学療法以外になく、治療におけるエビデンスを構築するためには臨床試験をすすめることが必要です。九州大学を核とする全九州的な肺癌臨床研究機構LOGIK(Lung Oncology Group In Kyushu, Japan)や西日本全体の臨床試験をリードする西日本がん研究機構(WJOG)に参加し積極的に臨床試験を進めております。 しかし本疾患は上記のように非常に難治性であり、新たな治療法の開発が急務と考えられます。近年、新たな癌治療ツールとして制限増殖型アデノウイルス(Conditionally Replicative Adenovirus, CRAd)が開発され、注目を集めています。今回我々はテロメラーゼ活性に依存して増殖する制限増殖型アデノウィルス(hTERT-CRAd)を開発し、さらに腫瘍細胞に対する汎用性を高めることに成功しました。実際に肺癌を含む多種の癌細胞に対する増殖抑制効果を実証することができ、肺癌同様に難治性疾患である悪性胸膜中皮腫の動物モデルにおいても良好な結果が得られております。今後もさらに新たな治療ツールの開発を試みたいと考えています。がん対策基本法が制定され日本のがん診療は変革期を迎えています。同基本法が目標としている死亡率の20%低下は進行期肺癌にとってはとても高いハードルです。一足飛びに目標の達成は困難ですが、この難しい病気に立ち向かう志を持った先生方の入局を期待いたします。

内野 順治 (アメリカ留学から帰国)
詳細文書

研究

2005年から4年間、福岡大学医学部病理学教室において、主に間質性肺炎をテーマとした研究に従事しました。 間質性肺炎、特に通常型間質性肺炎 (usual interstitial pneumonia; UIP)の病理組織学的特徴の一つに線維芽細胞増生巣 (fibroblastic foci; FF)が知られています。FFは線維化を進める場であり、その多寡が予後の悪化に寄与するとされています。間質性肺炎における線維芽細胞の起源は、最近の研究から複数存在することが明らかにされており、すなわち、@もともと肺局所に存在した間質の線維芽細胞、A末梢循環血液中の線維細胞、B骨髄由来の線維芽細胞前駆細胞、C肺上皮細胞からの上皮-間葉移行 (Epithelial- mesenchymal transition; EMT)によるもの、が挙げられています。特にこれらの中の上皮-間葉移行に着目し、間質性肺炎の生検標本を題材に調べたところ、免疫組織学的にEMTの線維化への寄与が観察されました。間質性肺炎は有効な治療法がないのが現状ですが、線維細胞の細胞起源を明らかにすることは、新たな治療戦略の発見につながる可能性もあります。 また、FFと呼吸機能の関連に関する研究も進めており、FFの多い症例では呼吸機能が悪いという有意な相関を示す結果も得られています。組織学的にUIPと非特異性間質性肺炎 (nonspecific interstitial pneumonia; NSIP)の鑑別が困難な症例が非常に多いのが現実であり、間質性肺炎の組織診断に関する診断医間の一致性は以前から問題として指摘されていました。今後はこの両者の分類を問わず、FFの広がりを組織学的に観察することが予後予測に重要となるかもしれません。 一方治療に関しては、抗線維化薬であるピルフェニドンが2009年に新薬として発売され、当院においても特発性肺線維症 (idiopathic interstitial pneumonia; IPF)に対して積極的に投薬し、呼吸機能の変遷を追っています。元来IPFは非常に予後の悪い疾患ですが、ピルフェニドンを投与することにより、呼吸機能の悪化が控えられ、実際に有効性を示す症例もあります。特に肺機能が保たれている、比較的発症早期と思われる症例において有効性が高い傾向が分かりました。 間質性肺炎はその病因解明、診断、治療などにおいて、未だに課題の多い分野であると思います。上記のような研究課題を紹介致しましたが、少しでも興味をお持ちの方がございましたら、お気軽に声をかけて頂ければ幸いです。

原田 泰志


 
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