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Prostate Cancer

[ 6 ] がんゲノム


患者の皆様へ 去勢抵抗性前立腺癌に対する前立腺癌個別化治療外来を開始しました。

1:前立腺癌に対して、ホルモン療法が効きにくくなった患者さんに対して、2021年より、ある特定の遺伝子変異を有する場合、新規の前立腺癌治療薬(オラパリブ)の治療が可能になりました。 遺伝子変異を有しない場合は、治療適応とならず、遺伝子変異の陽性率は10 ~ 18%程度と言われています。 遺伝子変異を有する場合、このオラパリブを使用することで、生存期間の延長が期待できます。

2:遺伝子変異の有無を確認する方法には、採血か前立腺癌の組織のどちらかが必要になります。採血のみでは、遺伝子変異を同定するのに不十分となる場合があり、可能であれば、前立腺癌の検体が必要になります。検体の保存状況によっては当院で再度前立腺生検を実施致します。

3:遺伝子変異の有無を確認できるのは、福岡県内では当病院を含めて7施設となります。

4:完全予約制で行っております。(毎週火曜日の午後:がんゲノム外来 担当医:松﨑洋吏)

5:主治医の先生とご相談の上、紹介状をご持参の上受診してください。

6:来院後の流れ
  採血
  PETCT
  前立腺生検(1泊2日)
  質問表(IPSS,OABSS、EORTC QL - C30)を用いて、体の状態をチェックします。

7:検査結果が出るまでには、約 3 ~ 4 週間かかります。

8:遺伝子変異を認めた場合は、当院でオラパリブの治療を行いますが、遺伝子変異が認められない場合は、ご紹介いただいた主治医の先生に引き続き、ご加療を頂きます。

主治医の先生へ 2021年3月より、オラパリブの保険適応に伴い、前立腺遺伝疾患外来を開始しました。

1:ご紹介いただく基準としましては、新規ホルモン治療薬(アビラテロン、エンザルタミド)の投与にもかかわらず、PSA 等の腫瘍マーカー上昇や、画像上新規病変が出現した場合、かつ performance status 1 以下の患者さんとさせていただきます。(ドセタキセル導入前がよろしいかと思いますが、ドセタキセル治療後の去勢抵抗性前立腺癌でも対応いたします。)

2:可能であれば、前立腺癌検体を添付ください。標本の状態や生検からの年数等の条件によっては、当院で再生検を行う場合もございます。

3:遺伝子変異を認めた場合は、当院でオラパリブの治療を行いますが、遺伝子変異が認められない場合は、ご紹介いただいた主治医の先生に引き続き、ご加療を頂きたいと存じますので、あらかじめご了承ください。

[ お問い合わせ ]
福岡大学腎泌尿器外科学講座
〒814-0180 福岡市城南区七隈七丁目45番1号 [ Google Map  ]
TEL : 092-801-1011  FAX : 092-865-4445  E-mail : urology@fukuoka-u.ac.jp
[ 平日 ] 初診 / 8:30 - 12:00 ( 月・火・木・金 )  再診 / 8:30 - 12:00