福岡大学医学部 内分泌・糖尿病内科学講座

当科概要

当科では内分泌疾患・糖尿病およびその合併症の診断と治療を行っています。また大学病院の診療部門として医学部学生、大学院生、専門医を目指す若手医師に対する教育や基礎研究・臨床研究を推進しています。当院・当科は下記の施設認定を受けておりこれらの領域における専門的な医療を提供するとともに専門医を育成し地域へ貢献しています。令和元年5月現在での各学会の認定医、専門医、指導医の人数(大学所属医師;かっこ内は関連施設勤務の医局員)を示します。

日本内科学会認定教育施設     認定医14(10)名、専門医2(1)名
日本内分泌学会認定教育施設    専門医5(2)名、指導医3名
日本糖尿病学会認定教育施設    専門医9(5)名、指導医3(1)名
日本肥満学会認定肥満症専門病院  専門医1名、指導医1名

外来診療は月曜~金曜まで毎日実施しており平成29年度の年間のべ患者数は27,075人、平成30年度の紹介率は94.8%、逆紹介率は130.7%でした。地域の医療機関より多くの患者さんをご紹介いただいており、また患者さんの経過観察ならびに治療継続について、地域の先生方に大変お世話になっております。内分泌・糖尿病全般に加え、特殊外来としてフットケア外来(月)、頸動脈エコー(月、木AM)、甲状腺エコー・穿刺吸引細胞診(月PM)、下肢装具外来(木PM)、膵島移植外来(金)を行っています(特殊外来の受診は予約が必要ですのでお問い合わせ下さい)。

入院患者の診療は7階病棟と6階西病棟で主に行っており(15床)、平成29年度の年間のべ入院患者数は472人でした。入院患者の内訳を下の図に示します。糖尿病および内分泌疾患をバランスよく診療していることが特徴です。助教以上のスタッフと助手、初期臨床研修医がチーム制で診療にあたり、また他科入院中患者の糖尿病・内分泌疾患の診療援助も同様の体制で行っております。平成30年度の実績で、他科からのコンサルテーションへの対応件数は月平均1,135.7件でした。周術期や化学療法前後の血糖コントロールなど、患者さんが安全に治療を受けるために当科の果たす役割は大きくなっています。

平成29年度 疾患別退院患者472例の割合グラフ

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