C型肝炎ウイルスによって肝臓に炎症が起こり、肝機能の異常が続く病気です。 日本には、150~200万人の患者さんが存在しているといわれています。 C型肝炎ウイルスが肝臓に感染して炎症が起きても、ほとんど自覚症状はありません(肝臓=沈黙の臓器)。 さらに、約70%の割合で慢性肝炎へと移行し、この状態が長年続くと肝硬変や肝がんへと進展していきます。
肝炎ウイルスに感染しているかどうかは、血液検査で分かります。 検査は、お住まいの都道府県等の保健所、ほとんどの病院や診療所で、無料で検査を受けることができます。
以下のような方々は、C型肝炎の可能性が一般の方々より高いと考えられています。
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