本センターは,大学における研究の多様性を考慮し,できるだけ多種の動物の飼育が可能であり,単なる飼育だけでなく,センター内で実験研究が行なえるよう付帯研究室を設け,特に近代化した手術室を充実し,学生の実習,教育に活用し得るようにした.
また,外部環境を汚染せずに研究に充分なスペースを確保する等の諸点を基本とし,各学部(理・工・医・薬・スポーツ科)からの要望が集約され,全学的な動物実験施設として設置されたものである.
建物は大学キャンパスの西に位置するが,周囲環境,利用頻度,管理面などを考慮し,医学部に近接して建築された.医学部の研究棟とはスカイロードで結ばれている. |