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救急医ママ

山﨑 玲子
  Reiko Yamasaki






育児と教育


仕事について

Q ふだんのお仕事内容について教えてください。

仕事内容は、主に病棟の入院患者さんの診療、救急車で搬送されてくる患者さんの初期対応、ドクターカーでの病院前救護です。他のドクターと同じです。


Q お仕事で心がけていることなどありますか?

子育てのために、土日の勤務や夜勤を免除してもらっており、医局員には本当に感謝しています。

みんなのおかげで私は働くことができていると思っているので、その感謝の気持ちを忘れずに仕事に取り組んでいます。




保育園のお迎え時には子供の大好きなDr.Heriを見せれることもあります


働くメリット

Q 福岡大学病院救命救急センターで働いていて感じる魅力とはどんなところですか?

同じ世代の子を持つ男性医師も多くおり、男女関係なく子供の行事や体調などで仕事を休んだり早退したりが相談しやすい環境であること。


Q 産休・育休制度をどの様に活用してますか?

出産予定1か月前からの産休、出産後1年間の育児休暇があります。私は産休と、育休は10か月利用しました。


Q 保育園について

福岡大学の企業主導型の保育園で、大学病院からとても近く、自分の通勤と子供の送迎が一緒にできます。

急な発熱などで早退しなければならない場合も、すぐにお迎えに行くことができるメリットもあったり、
病児保育も対応して頂けるので大変助かっています。



子育てについて

Q 子供との時間をどう過ごしていますか?

平日に日中は長時間離れて過ごしています。 家で一緒にいる時間も、ご飯やお風呂などでバタバタと時間に追われて、あっという間に子供の就寝時間となります。

ゆっくり遊んだり、話をしたりする時間が取れないため、土日などの一緒にいる時間を大事に過ごしています。

Q 個人として大切にしている考え方はありますか?

仕事も育児も全力投球

Q 子育てとお仕事の両立はできていますか?
 不安や悩みなどはありませんでしたか?

両立ができているかといわれると不安です。 子供に寂しい思いや無理をさせているのではないか、仕事が中途半端になっていないかと常に葛藤の毎日です。

ですが、子育てにしろ仕事にしろ、今自分ができること、自分にしかできないことを考え、その優先順位をつけて毎日を乗り越えています。

 


将来の夢はお母さんとドクターヘリに乗るとお話してくれます


今後の目標など

Q 現在の目標をおしえてください。

子供の人数や年齢によって、その時その時で働き方も変わってくるとは思いますが、救急医療に携わっていたいです。

Q これから働こうと思っている方にメッセージをお願いします

救急医療はまさに、”人の命を救う最前線であり、やりがいがある” これに尽きると思います。

救急医療から集中治療へ繋げ、コメディカルと一丸となりチーム医療を行い、患者さんが回復していく姿は本当に感動します。

このやりがいと感動、やみつきになりますよ!

「救急医療、救命センター」と聞くと、「きつそう、休みがなさそう」などのイメージがある方も多いと思いますが、当センターはシフト制のためオンとオフもはっきりしています。

また、子育てをしながら救急医として働いている立場から言うと、救急は女性にとって働きやすい環境だと思います。

男性と同じようにキャリアアップもできますし、子供がいても、他の科のようにルーチンの外来や検査、手術はなく、チーム制なので子供の急な病気で休んだり早退したりも調整がつきます(周りのみんなに感謝をしながら!)。

男女関係なく、仕事一筋頑張りたい人も、オンオフきっちり分けて働きたい人も、家庭との両立をしながら働きたい人も、一緒に頑張りましょう。


WORK STYLE

一日のスケジュール





一週間のスケジュール


*月~金 救命センターで勤務
*土日 休み
*当直や外勤は免除