プレスリリース
2013.07.16

研究助成寄付金(日本IDDMネットワーク)獲得

小玉准教授の研究課題が、日本IDDMネットワーク「1型糖尿病研究基金第5回研究費助成」に採択され下記のとおりプレスリリースされました。

報道機関各位

2013年7月12日
認定特定非営利活動法人日本 IDDM ネットワーク

1 型糖尿病の患者・家族の会による同疾患の根治を目指した先進的医療研究への研究費助成 3 件を決定しました。

・2008年度(2 件)、2010 年度(3 件)、2012 年度(2 件)に続き、
通算 10 件の助成となります。

膵島再生を促す新たな移植部位の検討 - 脾臓が誘導する膵島再生機構-

○研究代表者:福岡大学医学部 再生・移植医学 准教授 小玉 正太

○研究内容の概要: 膵島移植は 1 型糖尿病の低侵襲な根治術でありますが、その初回1回の移植で インスリンの離脱は未だ困難であり、インスリンからの離脱の為には数回の移植が行われます。 これらの問題から、今後少ない膵島細胞で再生機転を促す、新たな治療法の確立が急務であると思われます。 私たちは脾臓(ひぞう)が誘導する膵島再生機転に注目し、この機序を明らかとする事により、 膵島移植部位の検討を含めた、移植膵島細胞を再生させる新たな治療法を目指します。

http://japan-iddm.net