再生医学研究所

所長 小玉 正太

日進月歩が著しい再生医療は横断的診療のみならず、更に総合大学の利点を生かした、複数学部との研究連携が、トランスレーショナル・リサーチを行うために必須となっています。今後成果の多くは雇用・産学連携を生み出す可能性があり、学内横断型の研究所を設置しました。

現在、不可逆的な臓器不全に至っても、移植治療による救命・社会復帰が可能となっています。しかしながら、ヒトの移植は拒絶反応を伴うため、併用される免疫抑制剤の副作用として、致命的な発癌・易感染の問題を含んでいます。加えて閉塞的なドナー不足により、待機患者は移植を待たずして終焉をむかえる可能性があります。その為これらの問題を解決出来る代用医療の整備が急務と成っています。近年再生医療が注目されていますが、その発展の背景には横断医療のみならず、多くの専門研究分野の関与・統合が必須です。更に、得られた成果は産学連携に加え新たな雇用を創出する可能性があり、今後の展望が大いに期待されます。