膵島移植

膵島移植は、提供者(ドナー)の方より頂いた膵臓を処理し、 インスリンを分泌するランゲルハンス島(膵島)という細胞群を取り出して移植する新しいインスリン依存糖尿病に対する治療法です。 すなわち従来のインスリン注射に換わってインスリン産生細胞を移植に用いる新しい細胞移植治療法です。移植が成功すると血糖コントロールが正常となり、糖尿病合併症の改善が期待できます。 最初の膵島移植は 1990年に米国で、その後、いくつかの施設で実施されましたが、治療成績は不良に終わっています。 しかし、2000年になりカナダのグループより種々の改良を加えられ、2-3回移植による成功例が報告され、現在では世界的に普及しつつあります。 我が国では2004年に第一例がおこなわれ、現在までに18人の患者さんがこの治療法を受けておられます。福岡大学病院では2006年に九州、沖縄では最初となる膵島移植を行いました。

ここでは、膵島移植がどの様な治療法であるのかを説明します。