福岡大学医学部 内分泌・糖尿病内科学講座

入局のご案内

内分泌・糖尿病内科医になろう!

当科では1型・2型糖尿病およびその合併症、そして幅広い内分泌疾患の診療・研究を行っています。当科が対象とする疾患は全身疾患であり、関連する多くの診療科とのダイナミックな連携、食事や運動などの生活習慣や社会的背景を考慮した全人的なアプローチが必要不可欠です。我々は、ありとあらゆる多様性を尊重し、内分泌から糖尿病まで・common diseaseからrare diseaseまで・基礎から臨床までシームレスに連携することをモットーにしています。大学病院という特性上、糖尿病診療においてはインスリンポンプや膵島移植などの先進医療、内分泌疾患では難病に指定されている稀少疾患についても経験することができます。研究面では、糖尿病・内分泌疾患の合併症に力を入れています。

当科にご興味をお持ちの先生方で、入局のご相談や見学のご希望がございましたら、お気軽に医局長の髙士祐一までご連絡ください。

y.takashi.si[at]fukuoka-u.ac.jp ※[at]を@に置き換えてください。

当科研修プログラム

当科に入局後は、内科専門研修プログラムに参加し、計3年間の研修を経て、内科専門医の取得を目指します。3年間には、福岡大学病院での内科ローテーション、関連医療機関での研修が含まれます。この間、並行して内分泌・糖尿病領域の専門研修も行います。内科専門医取得後は、当院ならびに関連医療機関でさらに内分泌・糖尿病領域の研鑽を積みます。当科では、内分泌代謝・糖尿病内科(領域)新専門医制度に対応した研修が可能です。

先輩医師からのメッセージ

村上綾菜(助手、2016年福岡大学卒)

2018年度から内科新専門医制度が導入され、専攻医1期生として研修に臨みましたが、当初は自身の専門分野での研修が遅れてしまうと不安でした。しかし、福岡大学病院の内科研修では、各科からの手厚い指導のおかげで、それぞれの専門知識だけでなく、他科の視点から糖尿病・内分泌疾患を学ぶことができ、また関連病院では専門診療以外にも一般内科や救急対応など幅広く経験を積み、内科医として少しは成長できたかなと思います。内科研修を終えてからは、当科におけるcommom diseaseから稀な疾患まで幅広く診られるよう日々精進しています。医局の雰囲気も和気藹々としていて、楽しく仕事や勉強ができる環境ですので、ご興味のある方は是非見学にいらしてください。

永田大(助手、2017年長崎大学卒)

私は長崎大学を卒業後、長崎で初期研修2年と後期研修1年を過ごし、医師4年目から入局しました。医局員の出身大学も様々で、また先輩方から丁寧に指導して頂けるため、たくさんの刺激を受けながら日々の診療に励んでいます。内分泌・糖尿病内科は、患者さんのキャラクターやライフスタイルに合わせて、オーダーメイドの治療を考えていくことが面白いところだと思います。じっくり考えることが好きな人はぜひ、一緒に頑張りましょう。

小田直樹(助手、2018年福岡大学卒)

学生時、基礎研究に熱心に取り組む留学生に刺激され、医学科5年時に当科研究室で原発性アルドステロン症の遺伝子変異検索に関わらせて頂いたことが入局の決め手になりました。現在は後期研修医として内科のトレーニングを積む一方で、病棟業務の間のわずかな時間ですが研究にも関わらせて頂いています。現在当科ではわくわくするような基礎/臨床研究が進行中です。入局を考えている研修医の先生だけでなく、研究に興味のある学生の方も、ぜひ気軽に病棟、研究室の見学にお越しください。

Copiright(C)福岡大学医学部内分泌・糖尿病内科学講座All Rights Reserved.