専門医の声Essay/Weblog

2022年07月

担当:小柳 俊彰(2015年度入局)

形成外科は丁寧な手技、集中力を要する手術が多く、細かい作業が好きな方にはとても魅力的な科です。僕自身幼いころから物作りが好きでした。形成外科になるきっかけは医学生の時に体験した顕微鏡手術で、このマイクロサージェリーができるようになりたくて形成外科の道を選びました。入局後は福岡大学病院勤務の後、福岡山王病院、新小文字病院、美容クリニックを経て、現在福岡大学病院で勤務しています。頭頸部再建やリンパ浮腫では数ミリ~1ミリ以下の脈管を顕微鏡でつなぐ手術をしており、すごくやりがいをもって仕事ができています。形成外科は顔というすごく大切な部分を作り上げる科です。瞼や頬、顎、鼻、耳などその方が一生過ごしていく身体を作らせていただく手術、興味がある方は是非一度、手術見学に来てください。