研修希望者へ

研修プログラム福岡大学病院プログラム

全国には優れた脳神経外科教育施設がいくつもありますが、福岡大学病院でのプログラム最大の特徴は、分野に偏り無く学ぶことができる点です。脳神経外科の主要分野である脳血管障害や脳腫瘍はもちろんですが、機能外科や脊髄末梢神経に至るまで幅広く学ぶことができます。そして、大学でしか経験できない非常に稀な疾患の治療も行っていますが、これらは専門医資格の取得には大変重要です。

脳神経外科学会認定の専門医資格を取得には、幅広い分野の手術経験を有することと筆頭著者としての論文発表が求められますが、福大病院プログラムに一定期間在籍することでこれらの資格を得ることができます。他施設の専門医受験者から専門医認定資格取得を目的とした手術見学依頼を受けることもあります。

月曜日から金曜日までほぼ毎日のように予定手術があります。後期研修医(レジデント)は前日に入院した患者の病状を把握し、毎朝のカンファレンスで症例発表を行います。また、手術症例についても術中所見を発表し、術式についての理解を深めます。週に一度、論文抄読会を通じて重要な論文のレビューを行います。さらに月に一度は病理カンファレンスやリハビリカンファレンスを行い、難しい症例について学び直します。

後期研修医の教育以外にも、医学部2年生の研究室配属や5年生の病棟実習などの学生教育も積極的に行っています。基本資格である脳神経外科学会認定専門医資格を取得した後の国内留学者の受入もしており、より高度な専門技術習熟を希望する医師の教育にも力を入れています。

福岡大学病院週間スケジュール

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