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小川さや香

略歴

2010年
福岡大学医学部卒業
2012年
福岡大学脳神経外科入局
2014年
神経超音波学会 認定脳神経超音波検査士
2018年
医学博士
2018年
日本脳神経外科学会専門医

学位論文

  1. Acceleration of blood flow as an indicator of improved hemodynamics after indirect bypass surgery in Moyamoya disease Clin Neurol Neurosurg. 2017 Sep;160:92-5.

インタビュー

脳神経外科に入局した理由

学生の頃から脳神経外科に興味があり、特に頚動脈エコーなど脳卒中分野を学びたいと思い脳神経外科に入局しました。

福大脳神経外科に入局して良かったこと

勤務する病院の選択をはじめ、周囲の先生方にはたくさんのご配慮をいただきました。育児と手術の両立に不安を感じていた時、リハビリテーション病院での勤務を提案されました。脳神経外科で得た知識を活かしながら、脳卒中や外傷などで障害のある方の社会復帰を目指し、日々充実した診療ができ、家庭と仕事でバランスがとれるようになりました。脳神経外科には脳卒中、脳腫瘍、外傷、脊髄外科、機能外科などからリハビリテーションまで様々な専門分野があります。結婚、出産、育児を希望する女性医師にとってもライフスタイルに応じて選択していくこともできる科だと思います。

脳外科医となり大変だったこと

卒後4年目で結婚・出産したため、育児と仕事の両立は大変でした。子どもは夕食付きかつ延長保育が可能な保育園に預け、主人や実家・義理実家にお迎えに行ってもらうこともありました。医局にはご配慮いただき、急患手術が少ない機能外科手術メインの病院に勤務させていただきました。脳神経外科専門医を取得するにあたって、必要な症例数を確保するために短期間の大学病院勤務など調整いただき、キャリアブランクを最短に抑え専門医を取得することができました。

入局後の結婚・出産・育児

2013年4月に結婚
子供2人 (2014年長男、2021年次男)

現在の主な業務・専門分野

育休明けより自宅から通勤しやすい福大脳外科連携の白十字リハビリテーション病院に勤務

今後の目標

今後はリハビリテーション認定医、脳卒中専門医を目指したいです。そのほか、嚥下リハビリテーションを学ぶ機会をいただいており、嚥下の分野の勉強を深めたいです。

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