先輩医師の声女性医師の声
平尾宜子
略歴
- 2016年
- 福岡大学医学部卒業
- 2018年
- 福岡大学脳神経外科入局
- 2022年
- 日本脳神経外科学会専門医取得
インタビュー
脳神経外科に入局した理由
脳の疾患では、障害を受ける場所によって麻痺、失語など様々な症状が出て面白いな、というのがきっかけでした。当初外科系は考えていなかったのですが、初期研修を福大脳外科の連携施設である佐世保中央病院で行い、脳神経外科をローテートした際に出会いもあり脳神経外科医を志しました。福大脳神経外科では多くの女医さんも活躍されており、医局の雰囲気もよく、ここならどんなにきつくても楽しく仕事を続けられそう、と思い入局を決意しました。
福大脳神経外科に入局して良かったこと
医局の雰囲気がとてもよく、相談しやすい、頼れる先輩方がたくさんいることです。また、サブスペシャリティーも多く、これから脳神経外科の女医としてどのように働いていくかを考えるうえでも、目標にできる先生方がたくさんいらっしゃいます。
脳外科医となり大変だったこと
体力的にきついと感じることもたくさんありますが、患者さんが少しずつ回復していく姿をみると、嬉しい気持ちになります。2022年に脳外科専門医を取得できたのですが、急患も多い科で、仕事をしながら勉強も続けていくのは本当に大変だと実感しました。同期含め仲間のサポートもあり、全員で合格することができた時はとても感動しました。
現在の主な業務・専門分野
福岡大学の連携病院(佐世保中央病院)に勤務
直達手術、内視鏡手術、血管内治療など幅広く経験させていただいています。
今後の目標
脳卒中専門医、血管内治療専門医の取得です。
また小児脳神経外科医としても活躍したいです。