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研修プログラム

卒後3-5年目
  • 腎臓専攻コース
  • 膠原病専攻コース
内科専門医後期研修 プログラム(*注1)
  • 卒後3年目:原則として大学病院内で研修(*注1)
  • 卒後4-5年目:内科専門医プログラムに従い、1年~1年半をシーリング地域外の研修病院で研修(下記参照)、残りの期間は大学病院内で研修
卒後6年目以降
臨床研修(腎臓)
大学病院または関連病院で臨床研修
主に病棟での患者診察や臨床研究
腎生検、VA作製やインターベンションなどの手技習得
論文博士・サブスペシャリティ専門医の取得(*注2)
大学院進学
在学期間の一部に、大学病院での臨床業務を含む
公衆衛生教室との連携や国内留学も可能
課程博士・サブスペシャリティ専門医の取得(*注2)
臨床研修(膠原病)
主に大学病院で臨床研修
外来・病棟での患者診察や臨床研究
論文博士・サブスペシャリティ専門医の取得(*注2)
卒後10年目以降 取得資格やスキルに応じ、大学スタッフ・関連病院部長や医長・海外留学(注3)など
  • *注1:福岡大学病院後期研修プログラムとして、当院の血液・腫瘍・感染症内科、内分泌・糖尿病内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、脳神経内科、総合診療部のうち、希望の部署を2ヶ月単位でローテーションすることが可能です。
  • *注2:カリキュラムとして取得可能な内科のサブスペシャリティ専門医資格は、腎臓専門医、リウマチ専門医です。その他、透析専門医、アフェレシス専門医、日本移植学会認定医、日本臨床腎移植学会認定医などの資格も取得可能です。
  • *注3:海外留学実績
    Division of Transplant Pathology, Department of Pathology, University of Pittsburgh Medical Center (Pittsburgh, USA)
    Centre for Inflammation Disease, Monash Medical Centre (Melbourune, Australia)

当科における研修の概要は上記のとおりです。

後期研修プログラム(卒後3-5年目)

原則として卒後3年目は大学内で研修スタートとしております。当科研修中、上級医(6年目以降)の指導のもと、主に病棟で主治医として腎臓病・膠原病どちらの患者の診療も行います。腎生検組織の読影、末梢血管や腎臓の超音波検査や、透析患者の管理、中心静脈への緊急用透析カテーテル挿入などは必須の習得スキルです。また、希望者には透析患者に対する内シャントのインターベンション治療に参加してもらい、卒後4年目までに一通りの手技取得を目指します。また、大学内での研修期間中は、上記注1に記載のように、希望に応じて2ヶ月ずつ内科他科のローテーションが可能です。

卒後4-5年目に関しては、福岡県は内科専門医機構より医師充足県とされていることから、後期研修医10名以上の規模の大きい病院では1年~1年半の間、シーリング地域外(医師不足県・地域)での研修が必須となります。当科の連携先は、佐賀県の済生会唐津病院、宮崎県の宮崎県立宮崎病院、山口県の下関市立市民病院で、希望を確認した上で研修先、研修時期を決定していきます。

卒後6年目~9年目程度

サブスペシャリティとして腎臓病もしくは膠原病を選択し、それぞれの立場で、自身の興味のある内容について深く掘り下げて知識、手技、専門医資格の取得を目指します。病棟では、上級医として初期および後期研修医の指導にあたりつつ、腎生検、血液透析や腹膜透析のアクセス作成、血液浄化療法、腎移植患者管理、膠原病外来診療など、より高度なスキルの習得を目指します。また、関連病院での院外研修の際には、おおむね2-3番手の立場で診療にあたることになります。また、希望者は大学院に進学して課程博士を取得することも可能ですし、臨床業務を行いながらの論文博士の取得もサポートいたします。

卒後10年目以降

それぞれの進路希望に応じて対応いたします。海外や国内の施設への留学も実績があります。

問い合わせ先

福岡大学病院 腎臓・膠原病内科 医局・研究室

  • 医局長/伊藤 建二(いとう けんじ)
  • E-mailアドレス:kito@fukuoka-u.ac.jp
  • 電話 092-801-1011(内線:3374)
  • FAX 092-862-8200(代表)
  • 専用FAX 092-873-8008