卒後3-5年目 |
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卒後6年目以降 |
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卒後10年目以降 | 取得資格やスキルに応じ、大学スタッフ・関連病院部長や医長・海外留学(注3)など |
当科における研修の概要は上記のとおりです。
原則として卒後3年目は大学内で研修スタートとしております。当科研修中、上級医(6年目以降)の指導のもと、主に病棟で主治医として腎臓病・膠原病どちらの患者の診療も行います。腎生検組織の読影、末梢血管や腎臓の超音波検査や、透析患者の管理、中心静脈への緊急用透析カテーテル挿入などは必須の習得スキルです。また、希望者には透析患者に対する内シャントのインターベンション治療に参加してもらい、卒後4年目までに一通りの手技取得を目指します。また、大学内での研修期間中は、上記注1に記載のように、希望に応じて2ヶ月ずつ内科他科のローテーションが可能です。
卒後4-5年目に関しては、福岡県は内科専門医機構より医師充足県とされていることから、後期研修医10名以上の規模の大きい病院では1年~1年半の間、シーリング地域外(医師不足県・地域)での研修が必須となります。当科の連携先は、佐賀県の済生会唐津病院、宮崎県の宮崎県立宮崎病院、山口県の下関市立市民病院で、希望を確認した上で研修先、研修時期を決定していきます。
サブスペシャリティとして腎臓病もしくは膠原病を選択し、それぞれの立場で、自身の興味のある内容について深く掘り下げて知識、手技、専門医資格の取得を目指します。病棟では、上級医として初期および後期研修医の指導にあたりつつ、腎生検、血液透析や腹膜透析のアクセス作成、血液浄化療法、腎移植患者管理、膠原病外来診療など、より高度なスキルの習得を目指します。また、関連病院での院外研修の際には、おおむね2-3番手の立場で診療にあたることになります。また、希望者は大学院に進学して課程博士を取得することも可能ですし、臨床業務を行いながらの論文博士の取得もサポートいたします。
それぞれの進路希望に応じて対応いたします。海外や国内の施設への留学も実績があります。
福岡大学病院 腎臓・膠原病内科 医局・研究室