先日、羽賀教授の推薦によりロサンゼルスの UCLA で開催されました AUA / JUA との合同シンポジウム Advancements in Urology 2024 に参加させて頂きました。
昔から英語が苦手で、英会話が不安な中での参加となりましたが、どうにか乗り切ることが出来ました。英語が出来る先生方が多く参加されており、英語を学び直そうと強く感じた次第です。
UCLAは非常に大きな大学で、構内には大学だけでなく、病院、警察署などもあり一つの街になっており、日本と比較して規模の大きさに驚きました。
シンポジウムでは、前立腺癌、腎癌、膀胱癌、尿路結石、排尿障害について、アメリカと日本の Dr が手術動画などを見てディスカッションを行いました。
アメリカで承認されている治療法や薬物が日本では未承認であることが多く、日本の医療の危機感を抱くのと同時に、先進的治療について学ぶことが出来ました。
また、UCLAの手術室見学もさせて頂き、腎癌に対してロボット支援腎部分切除術や膀胱瘻造設術を見学いたしました。
日本にも手術支援ロボットが普及してきていますが、UCLAでは20室以上の手術室全てに、手術支援ロボットが設けられていることに驚嘆いたしました。
しかしながら、手術法や手術手技に関しては、日本は負けていないと思いました。
海外に行くと、やはり清潔で親切で安心できる日本の素晴らしさを再認識し、これからもきちんと納税しようと思います。
最後になりましたが、このような貴重な経験をさせて頂きました羽賀教授にはこの場をお借りして御礼申し上げます。
