No.137 第37回 日本老年泌尿器科学会参加・発表報告
2024年5月18日、和歌山県で開催された第37回日本老年泌尿器科学会に参加してきました。学会会場は和歌山城ホールといって、和歌山の大通りを挟んで北側にあるとてもきれいな会場でした。また、目の前に徳川御三家の一つ紀州藩紀州徳川家の居城である和歌山城があり学会の合間に天守閣まで上ることができました。


さて、今回の発表内容は
「高齢者における去勢抵抗性前立腺癌に対するドセタキセルの有効性と安全性の検討 」です。内容としては、飯塚病院時代に調べた過去にドセタキセル(前立腺癌治療薬)を使用した106症例を後方視的に検討した内容を発表させて頂きました。
会場には全国各地から高齢者の排尿蓄尿障害・癌治療等に携わる泌尿器科の先生やコメディカルの方々が参加されており、様々な内容に関して発表・討論が繰り広げられ、初参加の自分には大変良い刺激になりました。
また、超高齢社会の日本においては避けては通れない課題であり、今回感じたことや得た知識などを少しでも臨床に還元して行けたらと感じました。
発表の写真は恐縮ですが羽賀教授に撮影して頂き、無事滞りなく終えることができました。羽賀先生には、ご多忙極める中で日本泌尿器科学会総会・本学会とスライドチェック等サポートして頂きました。改めて感謝申し上げます。
その他写真に関しては、和歌山城、和歌山城天守閣・展望台からの景色の写真となっております。


最後になりましたが、学会の参加に伴いご協力頂いた羽賀宣博教授、医局員の皆様ならびにご支援頂いた飯塚病院、福岡徳州会病院に感謝致します。