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No.172 第32回日本排尿機能学会(佐賀)参加報告

このたび、第32回日本排尿機能学会が2025年9月4日から6日にかけて佐賀アリーナにて開催され、参加しましたのでご報告いたします。

会場に到着するとすでに多くの参加者で賑わっており、活気あふれる雰囲気に包まれておりました。口演を拝聴しても、多職種のメディカルスタッフによる発表が数多く行われ、他職種間での活発なディスカッションが展開されていたのが印象的でした。

当科からは、郡家先生・富永先生・江本先生が口演発表を行い、坪内先生がポスター発表の座長を務められました。

発表する郡家直敬先生
冨永光将先生
江本大紀先生

また、羽賀教授がシンポジウムの座長を、藤川先生がシンポジストとして発表を担当されました。

私自身はUDS(urodynamics study)のハンズオンセミナーに参加し、座学から実習、さらには症例検討まで盛りだくさんの内容を経験することができました。正直、これまでUDSには苦手意識がありましたが、今回を機に今後は積極的に関わっていきたいと考えております。

羽賀教授、藤川先生と懇親会場にて

羽賀先生は、「排尿機能の分野は福岡大学腎泌尿器外科学講座における研究・臨床の中心であり、排尿機能を総合的に診られるのは泌尿器科だけである」とおっしゃられておりますが、今回改めてその重要性を認識し、自身の意識を高める良い契機となりました。

今後とも排尿機能に関する知識をさらに深め、将来的には本学会で発表できるよう研鑽を重ねてまいります。
最後に、このような貴重な機会を与えてくださった羽賀教授をはじめ、医局の先生方に心より感謝申し上げます。

(文責 宮原拓也)