

先輩の江本先生と実験室にて
学生時代は「やりたいことは何でもやってみる」がモットーでしたので、入学してからは部活を筆頭にアルバイトや海外ボランティア、愉快な友人たちと旅行や飲み会、そして再試験など、想像していた以上の盛沢山な日々を過ごしてまいりました。
泌尿器科入局を決めた理由
学生のころから臓器別で言えば骨盤内臓器に興味があり、実習生の時から積極的に泌尿器科や婦人科を選択していました。
逆に研修医の時は臓器に拘らずに、なるべく多くの科をローテーションし、最終的に興味を持った科を選択しようを考えていました。
最初はシンプルに臓器別に興味がある領域が泌尿器科であったのですが、実際、泌尿器分野は、年齢層も幅広く、手術に関しては長時間の大きい手術から局所麻酔下で行う手術まであり内容は盛り沢山です。
また、手術だけでなく、神経因性膀胱などの排尿障害や尿路感染症、癌に対する化学療法やホルモン療法など、外科医でありながら内科的な分野まで、多岐にわたる分野に携わることが出来ます。
多くの分野に携わり、更に診断から治療まで泌尿器科で完結できることも魅力的と考え、入局を決めました。
福岡大学腎泌尿器外科講座の雰囲気
私は初期研修病院で、1ヵ月しか泌尿器科をローテートしませんでしたし、泌尿器科分野での腹腔鏡下やロボット手術は術野に入ったこともなく、更に福岡大学は出身大学でもなかったため、 入局前は正直、期待よりも不安の方が大きかったです。
しかし、そんな気持ちを感じさせない指導医の先生方の優しさと明るさ、そして知識と技術の高さを目の当たりにし、入局してから、楽しく刺激的な毎日を過ごしています。
一つのチームとして腎泌尿器外科講座を築き上げていく力強さを日々感じています。
後輩へのメッセージ
多くの診療科の中から将来を考えて1つ選ぶのは難しく、沢山迷うと思います。
泌尿器科は皆さんが思っている以上に分野が多く、将来的にそれぞれのライフワークに合う働きかたを選択することが出来る科だと思います。
少しでも興味がある、話を聞きたいと言う方は是非一度医局に足を運んでみてください。心よりお待ちしております。