
2022年4月に福岡大学腎泌尿器外科に入局しました、麻生信太郎と申します。
一般企業に7年ほど勤めてからの再受験なので、年齢としてはかなり高めです。
泌尿器科入局を決めた理由
学生の頃から泌尿器科に興味はあったのですが、決定打になったのは初期研修の地域医療での経験でした。
離島の小さな病院で入院患者を 10人以上かかえ、外来も一人で任される中で、最も苦慮したのが排尿管理でした。
元々の疾患が完治しても、排尿障害が出たことで退院できなくなる方、頻尿や尿漏れに困って外来受診される方などが多くいらっしゃいました。
排尿という行為が、いかに患者様の QOL に影響を与えるか、泌尿器科のニーズの高さを感じ、泌尿器科医になることを決めました。

福岡大学腎泌尿器外科講座の雰囲気
まだ入局して日は浅いのですが、とにかく明るいという印象です。
我々新入局員にもチーム制で丁寧に指導してくださり、また手技もどんどん任せてもらえます。
後進を育てようという空気感を感じます。
また、関連病院に外勤に行くことがあるのですが、そこでも医局の先生たちが非常に優しく迎えてくださいました。
福大泌尿器科全体として非常に働きやすい環境だと思います。
後輩へのメッセージ
福大腎泌尿器外科は、私のように年齢が高いけれども外科系に行きたい方、出産等ライフイベント後の働き方に不安を感じている方、
福岡県内でずっと働きたい方などには非常にマッチしたところだと思います。
内科から外科まで幅広いサブスペシャリティがありますし、ニーズも高く、また研究にも力を入れています。
初期研修で実際に泌尿器を回ったという方は現実としてあまりいないと思いますので、
もし少しでも興味があれば、ぜひ一度見学に来てください。